陸上から洋上風力発電へ

海を利用した発電には、波力発電、海洋温度差発電などがあります。

海を利用した波力発電

海洋温度差発電とは

今回は、洋上風力発電です。

風力発電は、風の力を利用する発電で、風で風車を回して、その動力から発電するというものです。

自然の力を利用した発電方法ですので、化石燃料などの資源を使いません。

風の力でブレードと呼ばれる羽根を回転させて、動力伝達軸から、増速機で回転速度を高めてから発電機に送られて電気エネルギーになります。

もちろん、二酸化炭素も排出しないクリーンなエネルギーです。

太陽光発電のように昼だけの発電ではなく、昼夜を問わず風が吹いていれば発電できます。

逆に、昼であっても風がなければ発電できないというデメリットもあります。

風力発電の風車には、おもに水平軸風車と垂直軸風車があります。

一般的なのが水平軸風車で風車の回転軸が地面に対して水平なのが特徴です。

プロペラ式の風車は高速回転が可能で、発電効率も高いです。

垂直軸風車は、地面に対して回転軸が垂直です。

風向きを選ばずに利用できるので、どの方向から風が吹いても発電できるのが特徴です。
ただ、水平軸風車と比較して発電効率が悪く、設置場所も広くとるというのがデメリットです。

世界的に見て、風力発電の発電量が多いのが、中国、アメリカ、ドイツ、インド、スペインなどの国々です。

とくにスペインは、全電力の発電割合で風力発電が1位になるほど、風力発電が盛んな国です。

日本でも風力発電の風車は多くみられるようになりました。

現在は、陸上での風力発電が中心ですが、近年は洋上風力発電が注目されています。

四方を海に囲まれた日本では、海上の風を生かした洋上風力発電の発展が大いに期待できます。

海の上は、建物や地形に遮られずに、乱れのない強い風が吹くため、安定した電力供給を期待できます。

陸上でデメリットであった騒音についてもクリアできます。

また、設置についても陸上よりも容易に導入できるように工夫が進んでいます。

洋上風力発電が今後普及するつれて、課題である発電コストを低く抑えることも見込めます。

他の海における発電方法とメリットとデメリットを補完しながら、安定供給を目指すことが期待されています。

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