海の日はいつ?なぜ祝日?由来やイベント、海開きとの違いまでわかりやすく解説

海の日はいつ?なぜ祝日?由来やイベント、海開きとの違いまでわかりやすく解説

海の日とは?まず知っておきたい基本

7月になると「海の日」が近づき、三連休を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

海水浴や旅行、レジャーのイメージが強い祝日ですが、「なぜ海の日があるの?」「何をする日なの?」と聞かれると、詳しく説明できる方は意外と少ないかもしれません。

また、「海の日は毎年7月20日ではなかった?」「海開きと同じ日なの?」と疑問に思った経験がある方もいるでしょう。

海の日は、日本が海に囲まれた国だからこそ生まれた特別な祝日です。

海の恵みに感謝し、日本と海との深い関わりについて考える大切な日として制定されました。

この記事では、海の日の由来や歴史、日付が変わる理由、過ごし方、全国のイベントまで、わかりやすく解説します。

海の日とはどんな祝日?

海の日は、日本の国民の祝日の一つです。

国民の祝日は全部で16日ありますが、その中でも海をテーマにした祝日は世界的にも珍しい存在です。

祝日の趣旨は、

「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」

こととされています。

日本は四方を海に囲まれています。

古くから漁業や海上交通、貿易など、海とともに発展してきました。

私たちが毎日食べている魚介類や、海外から運ばれてくる多くの商品も海上輸送によって届けられています。

つまり、海は私たちの生活を支える大切な存在です。

海の日は、その海への感謝の気持ちを改めて考える機会でもあります。

海の日が制定された理由

海の日が祝日になった背景には、日本の歴史があります。

もともとは「海の記念日」として制定されていました。

そのきっかけとなったのが、明治天皇による船での巡幸です。

明治9年(1876年)、明治天皇は東北地方などを巡幸し、灯台視察船「明治丸」で航海を行いました。

そして7月20日に無事横浜港へ帰着したことを記念し、「海の記念日」が設けられました。

その後、多くの人から祝日化を望む声が高まり、1996年に「海の日」として国民の祝日になりました。

現在では夏を代表する祝日として広く親しまれています。

海の日にはどんな意味がある?

海の日には、「海へ遊びに行く日」という意味だけではありません。

本来は、日本の暮らしと海とのつながりを見つめ直す日です。

例えば、

  • 海の恵みに感謝する
  • 海洋環境について考える
  • 海上交通の大切さを知る
  • 海の安全について学ぶ

など、さまざまな意味があります。

近年は海洋ごみ問題や環境保護への関心も高まっています。

そのため、海の日をきっかけに環境について考えるイベントも増えています。

日本が「海の日」を祝日にしている理由

日本は島国です。

周囲を海に囲まれているため、昔から海とともに発展してきました。

漁業だけでなく、海外との貿易や物流、観光など、多くの分野で海は重要な役割を果たしています。

また、日本の食文化にも海は欠かせません。

魚介類を使った料理が豊富なのも、海の恩恵を受けているからです。

そのため、日本では海を身近な存在として大切にする文化が根付いています。

海の日は、そうした日本ならではの特徴を表す祝日とも言えるでしょう。

海の日はいつ?毎年日付が違う理由

現在の海の日は7月第3月曜日

現在の海の日は、毎年7月第3月曜日です。

そのため、日付は毎年変わります。

例えば、

  • 7月15日になる年
  • 7月16日になる年
  • 7月17日になる年
  • 7月18日になる年
  • 7月19日になる年
  • 7月20日になる年
  • 7月21日になる年

などがあります。

「毎年違うから覚えにくい」と感じる方もいますが、「7月第3月曜日」と覚えておくと間違えにくいでしょう。

以前は7月20日だった

海の日が最初に祝日になった1996年から2002年までは、毎年7月20日でした。

これは「海の記念日」の由来となった日付をそのまま祝日にしたためです。

現在でも「海の日は7月20日」という印象を持っている方がいるのは、この頃の記憶が残っているためでしょう。

しかし現在は制度が変更されているため、毎年7月20日とは限りません。

ハッピーマンデー制度とは

2003年から海の日は「ハッピーマンデー制度」の対象になりました。

ハッピーマンデー制度とは、祝日を月曜日へ移動し、三連休を増やす制度です。

これによって観光や旅行などを楽しみやすくなり、経済活動の活性化も期待されました。

海の日だけでなく、

  • 成人の日
  • 敬老の日
  • スポーツの日

なども同じ制度が採用されています。

そのため現在は、海の日を含む三連休を利用して旅行やレジャーへ出かける方も多くなっています。

オリンピック開催時に変更された年もあった

実は海の日の日付が特別に変更された年もあります。

東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、一時的に祝日の日程が変更されました。

これは大会期間中の交通混雑を緩和することなどを目的とした特例措置です。

そのため、その年は例年とは異なる日に海の日が設定されました。

現在は通常どおり、7月第3月曜日へ戻っています。

海の日は毎年カレンダーで確認する習慣を付けると安心です。

海の日は何をする日?おすすめの過ごし方

海へ出かける

海の日と聞いて、多くの方が最初に思い浮かべるのは海水浴や海辺へのお出かけではないでしょうか。

実際に7月は全国各地で海開きが行われ、海水浴シーズンが本格的に始まる時期です。

そのため、海の日の三連休を利用して海へ出かける人は毎年多く見られます。

海辺では、

  • 海水浴
  • 砂浜での散歩
  • 貝殻拾い
  • 磯遊び
  • 夕日鑑賞

など、さまざまな楽しみ方があります。

泳ぐことが目的でなくても、潮風を感じながら景色を眺めるだけで、夏らしい気分を味わえます。

普段あまり海へ行く機会がない方にとっても、海の日は海を身近に感じられるよいきっかけになるでしょう。

海の安全について学ぶ

海の日は、海で遊ぶだけの日ではありません。

安全について考える日としても大切な意味があります。

毎年夏になると、水難事故に関するニュースが報道されます。

海は楽しい場所ですが、自然相手である以上、危険もあります。

例えば、

  • 離岸流(りがんりゅう)
  • 高波
  • 急な天候の変化
  • 熱中症

などに注意が必要です。

ライフジャケットの重要性や、遊泳区域を守ることなどを家族で話し合う機会にするのもよいでしょう。

海を楽しむためには、安全への意識も欠かせません。

水族館や博物館を訪れる

海の日だからといって、必ず海へ行く必要はありません。

水族館や海洋博物館などを訪れるのもおすすめです。

水族館では、普段見ることのできない海の生き物を間近で観察できます。

また、海洋博物館では船の歴史や海上交通、日本の海運について学べる施設もあります。

天候に左右されにくいため、小さな子ども連れでも安心して楽しめます。

夏休みの自由研究のテーマ探しにも役立つでしょう。

子どもと海について学ぶ

海の日は、子どもと一緒に海について学ぶ絶好の機会です。

例えば、

  • 海にはどんな生き物がいるのか
  • 魚はどのように育つのか
  • 海洋ごみ問題とは何か
  • 海の仕事にはどんなものがあるのか

などを話題にしてみるのもよいでしょう。

最近では、子ども向けの海洋環境イベントや体験学習も増えています。

遊びながら学ぶことで、海への興味や自然を大切にする気持ちも育まれます。

海の日にはどんなイベントがある?

全国で開催される海の日イベント

海の日には、全国各地でさまざまなイベントが開催されます。

海辺の自治体や港町を中心に、海をテーマにした催しが数多く企画されています。

例えば、

  • ビーチイベント
  • 海洋スポーツ体験
  • 海岸清掃活動
  • スタンプラリー
  • 地元グルメイベント

などがあります。

地域によって内容が異なるため、旅行先で参加してみるのも楽しい思い出になります。

イベント情報は自治体や観光協会のホームページで公開されることが多いため、事前に確認しておくと安心です。

海上保安庁や港で行われるイベント

海の日に合わせて、海上保安庁や港湾施設が一般公開されることもあります。

普段は立ち入ることのできない施設を見学できる貴重な機会です。

また、海上保安庁の仕事内容や海難救助の仕組みを紹介する展示が行われることもあります。

海の安全を守る仕事について知ることで、海の日の意味をより深く理解できるでしょう。

体験乗船や港の一般公開

港によっては、巡視船や観光船などの体験乗船イベントが実施されることがあります。

船の上から港や海を眺める体験は、普段なかなか味わえません。

また、港湾施設の見学会や船内公開なども人気があります。

子どもだけでなく、大人にとっても新しい発見があるイベントです。

海を「遊ぶ場所」だけではなく、「暮らしを支える場所」として感じられる機会になるでしょう。

海洋スポーツ体験イベント

海の日には、マリンスポーツの体験イベントが開催される地域もあります。

例えば、

  • カヌー
  • カヤック
  • SUP(スタンドアップパドルボード)
  • ヨット体験
  • シュノーケリング体験

などです。

初心者向けの体験教室も多く、インストラクターが丁寧に教えてくれるため、初めてでも参加しやすいでしょう。

海の日をきっかけに、新しい趣味を見つける方もいます。

海の日と海開きはどう違う?

海の日と海開きは別のもの

「海の日」と「海開き」は同じ意味だと思っている方もいますが、実際にはまったく異なります。

海の日は国民の祝日です。

一方、海開きは海水浴場が正式にシーズンを開始する行事を指します。

項目 海の日 海開き
種類 国民の祝日 海水浴場の行事
目的 海の恩恵に感謝する 海水浴シーズン開始
実施日 7月第3月曜日 地域ごとに異なる

どちらも海に関係していますが、意味や役割は大きく異なります。

海開きは地域によって時期が異なる

海開きは全国一斉ではありません。

沖縄では3月から4月頃、本州では6月下旬から7月頃、北海道では7月中旬以降になることもあります。

これは水温や気候、安全管理の準備状況が地域ごとに異なるためです。

旅行先で海水浴を予定している場合は、海開きの日程も確認しておくと安心です。

海の日より前に海開きする地域もある

海の日が来る前に海開きを迎える地域も少なくありません。

例えば沖縄では、海の日より数か月前から海水浴を楽しめるビーチがあります。

一方、北海道では海の日を過ぎてから海開きする海水浴場もあります。

そのため、海の日が来たから全国どこでも海水浴が始まるわけではありません。

地域ごとの違いを知っておくことで、旅行の計画も立てやすくなります。

海水浴へ行くときの注意点

海の日の三連休は、多くの海水浴場が混雑します。

安全に楽しむためには、

  • 遊泳区域を守る
  • ライフセーバーの指示に従う
  • 熱中症対策をする
  • 天候や波の情報を確認する

ことが大切です。

海の日は夏の始まりを感じる祝日でもあります。

楽しい思い出を作るためにも、安全を第一に行動しましょう。

海の日があるのは日本だけ?

海外にも海に関する記念日はある?

海の日は日本独自の祝日として知られています。

一方で、海外にも海に関係する記念日やイベントはあります。

例えば、海洋環境の保護や海の大切さを考える国際的な記念日が設けられている国もあります。

また、港町では海に感謝する祭りや、漁業の安全を祈願する行事が行われる地域もあります。

ただし、日本の海の日のように「海への感謝」を目的とした国民の祝日として定めている国は多くありません。

そのため、海の日は日本らしい特徴を持つ祝日と言えるでしょう。

世界の海洋保護の取り組み

近年は世界中で海洋環境への関心が高まっています。

海には多くの生き物が暮らしていますが、海洋ごみやプラスチックごみ、地球温暖化など、さまざまな課題もあります。

例えば、

  • 海岸清掃活動
  • プラスチックごみ削減
  • サンゴ礁の保全活動
  • 海洋生物の保護

などが世界各地で行われています。

日本でも海の日に合わせて海岸清掃イベントや環境学習会が開催されることがあります。

海の恵みを受け続けるためには、一人ひとりが海を大切にする意識を持つことも重要です。

日本ならではの祝日である理由

日本は四方を海に囲まれた島国です。

国土のどこに住んでいても、比較的短時間で海へ行ける地域が多くあります。

また、昔から魚介類を食べる文化や、船を利用した物流、海外との貿易など、海と深く関わりながら発展してきました。

現在でも食卓に並ぶ魚や海外から輸入される商品など、多くのものが海上輸送によって運ばれています。

こうした背景があるからこそ、日本では海を大切にする祝日が設けられました。

海の日は、日本の自然や暮らし、産業を支える海への感謝を表す祝日でもあります。

海の日におすすめのスポット

海水浴場

海の日の定番スポットといえば海水浴場です。

ちょうど海開きが行われている地域も多く、夏らしい雰囲気を満喫できます。

海水浴だけでなく、砂浜を散歩したり、波打ち際で遊んだりするだけでも季節を感じられます。

ただし、人気の海水浴場は混雑することが多いため、早めの出発がおすすめです。

水族館

天候に左右されず楽しめる場所として人気なのが水族館です。

イルカショーやペンギンの展示、深海生物の紹介など、大人も子どもも楽しめます。

海の生き物について学べるため、海の日のテーマにもぴったりです。

夏休み前の家族のお出かけ先としても人気があります。

港・展望施設

港や展望施設もおすすめです。

大型船が行き交う様子や、港町ならではの景色を楽しめます。

地域によっては港の一般公開や船内見学が行われることもあります。

普段は見ることのできない施設を見学できる貴重な機会になるでしょう。

海辺の公園

小さな子ども連れには、海辺の公園も人気です。

海を眺めながら散歩したり、お弁当を食べたり、のんびり過ごすことができます。

海水浴ほど準備が必要ないため、「少しだけ海を感じたい」という方にもおすすめです。

海の日をもっと楽しむための豆知識

海の日の旗やシンボルはある?

海の日そのものを象徴する旗はありませんが、港では国際信号旗や船舶に関係する旗を見る機会があります。

また、海の日のイベントでは、船や海をモチーフにしたデザインが使われることもあります。

港へ出かけた際は、船に掲げられている旗にも注目してみると新しい発見があるでしょう。

海の日に食べたい海の幸

海の日には、海の恵みに感謝する意味を込めて魚介類を味わうのもおすすめです。

例えば、

  • お刺身
  • 寿司
  • 焼き魚
  • 海鮮丼
  • 貝料理

などがあります。

旬の魚介類を味わうことで、海の豊かさをより身近に感じられるでしょう。

自由研究にもおすすめのテーマ

海の日は、夏休みの自由研究にもつながるテーマが豊富です。

例えば、

  • 海の生き物
  • 潮の満ち引き
  • 海洋ごみ問題
  • 船の仕組み
  • 港の役割

などがあります。

実際に海へ出かけて観察したことをまとめれば、思い出にも残る自由研究になるでしょう。

海の環境について考えてみよう

近年、海洋プラスチックごみは世界的な課題となっています。

私たちが何気なく捨てたごみが川から海へ流れ、多くの海洋生物へ影響を与えることもあります。

海の日をきっかけに、

  • ごみを持ち帰る
  • 使い捨てプラスチックを減らす
  • 海岸清掃へ参加する

など、自分にできることを考えてみるのもよいでしょう。

海を大切にする気持ちは、未来の豊かな海を守る第一歩になります。

まとめ|海の日は海の恵みに感謝する大切な祝日

海の日は、海水浴を楽しむためだけの祝日ではありません。

海の恵みに感謝し、日本が海とともに歩んできた歴史や文化を改めて考える日です。

毎年日付が変わる理由や、海開きとの違い、各地で開催されるイベントを知ることで、この祝日への理解も深まります。

また、海の環境や安全について家族で話し合うきっかけにもなるでしょう。

今年の海の日は、海へ出かけるだけでなく、その豊かな恵みに思いを巡らせながら過ごしてみてはいかがでしょうか。

海の日の意味を知ることで、日本の自然や文化をより身近に感じられ、祝日をこれまで以上に有意義に過ごせるでしょう。

海の日に関するよくある質問(FAQ)

海の日は毎年同じ日ですか?

いいえ。

現在は7月第3月曜日と定められているため、毎年日付が変わります。

海の日は何をする祝日ですか?

海の恩恵に感謝し、日本と海との関わりについて考える祝日です。

海水浴やイベントへ出かける人も多くいます。

海の日と海開きは同じですか?

違います。

海の日は国民の祝日であり、海開きは海水浴場のシーズン開始を知らせる行事です。

海の日はなぜ7月になったのですか?

もともと海の記念日であった7月20日が祝日となり、その後ハッピーマンデー制度によって現在の7月第3月曜日へ変更されました。

海の日に仕事や学校は休みですか?

海の日は国民の祝日のため、多くの学校や会社は休みになります。

ただし、業種によっては通常どおり営業している場合もあります。

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