国立動物園を閉鎖して野性へかえすコスタリカ

中南米の国コスタリカ共和国は人口が約500万人。

国土面積は51,100平方キロメートルで世界第125位で、世界全体の0.03%なのですが、地球上のすべての動植物の約5%が生息している自然豊かな国です。

国土の約25%が国立公園または自然保護区になっているほど、自然環境を保護する取り組みに力をいれています。

ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群やタラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園、グアナカステ保全地域、さらに映画ジュラシックパークのモデルと呼ばれるココ島国立公園など、自然豊かな世界遺産か揃っています。

2013年には国内の2つの国立動物園の閉鎖を決めました。

動物保護の観点から、動物園を閉鎖し、飼育されていた動物を野生もしくは自然保護区に預ける計画を発表しました。

また、環境大臣も国立動物園を閉演する代わりに、絶滅危惧種の植物を自然に近い形で守っていく植物園にしていくとしています。

現在、これまで飼育されていた動物たちが自然な形で野生に戻れるような取り組みが行われています。

コスタリカでは、日本でお馴染みの人間のために芸を仕込まれて披露するショーやスポーツ狩猟についてはすでに禁止されています。

国として本気で自然保護、動物保護を目指しています。

日本に住んでいると動物園に疑問を持つことは少ないと思います。

動物園は当たり前に存在し、イルカのショーや猿回しの見世物も定番になっています。

さらに日本のペットショップの充実は世界トップクラスとも言えます。

コスタリカのこうした事例をあらためて見聞すると、動物園のあり方、動物との関係性について、あらためて考えさせられます。

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