森林保全のために植樹をする

地球温暖化のためにできることというと、二酸化炭素の排出を減らすという点に目が行きがちですが、二酸化炭素を吸収してくれる植物、森林を増やしていくということも重要です。

二酸化炭素の排出と吸収のバランス

現在も森林の大規模な伐採は行われています。

とくにパームやしなどのプランテーションにより、森林が伐採され大規模な農地に転用されるケースが多く、森林伐採の約8割を占めています。

ただ、森林の伐採と対極にある植樹も大規模に行われていることはあまり知られていません。

実は、中国やインドでは大規模な植樹が行われていて、緑地面積は増加しています。

森林の伐採を減らしていこうという方向性と合わせて、植樹して緑地面積を増やしていこうという活動も行っていかなくてはなりません。

中国は1979年から植樹デーを制定し、毎年3月12日に植樹を行っています。

その結果、森林率は12%から22%に増加しています。現在も森林は拡大し続けていて、世界の森林増加面積の4分の1が中国によるものです。

2013年にはパキスタンで1日で84万7275本の植樹が行われて、世界新記録となっていましたが、2016年にインドでは1日に4930万本という桁違いの植樹が行われて世界新記録を更新しました。

これは、国連の気候変動に関する会議(COP21)で採択された協定(パリ協定)を受けて行われたもので、国土の12%を再森林化することを目指しています。

さらにインドは2017年に約150万人を動員して12時間で6600万本という植樹の記録を樹立しますが、2019年にエチオピアで12時間で3億5363万本という圧倒的な世界記録で更新されます。

世界中の空き地に植樹をしていけば、排出される二酸化炭素の量以上に吸収されていくというデータもあります。

二酸化炭素の排出を減らしていくことに加えて、植樹していくことも視野に入れていくことが大切です。

地球上の全員が一本植樹することで、75億本の木が増える事になり、圧倒的な世界新記録になります。

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