ホワイトデーのお返しは何が正解?日本だけの文化?由来と最近の流行まで徹底解説
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現代には多くの環境問題が存在します。
二酸化炭素の大量排出による地球温暖化の問題。
工場などからの有害物質の排出による大気汚染、水質汚染。
そして、ゴミ問題では、大量のゴミの焼却処理のためにダイオキシンが放出されたり、海洋に流れ込んだプラスチックゴミによる環境破壊が発生しています。
いずれの環境問題も発生の源となっているのは人間の社会活動です。
その中で、ゴミの問題について考えてみます。
ゴミ処理の問題が取り上げられるようになったのは最近のことですが、以前はゴミの問題はあったのでしょうか。
たとえば江戸時代、すでに多くの人々がゴミを出していましたが、そのゴミの内容は自然の土に帰るものでした。
それは、世界に目を向けても同じことでしょう。
食べ物、本の紙、衣服、袋、ほとんどのものが自然の素材から作られていました。
言い換えれば、人間の技術力が自然の素材をそのまま生かしてモノを作る技術にとどまっていたとも言えます。
近代になると、産業革命による技術革新とともに、さまざまな化学物質を利用して、これまでにない物質を利用したモノが作られ始めます。
ゴミの内容も変化し、放置しておいても土にかえらないプラスチックや焼却すると有害物質を出すものも多くなります。
さらに人口が増えてゴミの量が多くなることでゴミの問題は一気に深刻化していきます。
日々、人間の生活で使用されるモノは進歩を続けていて、そのモノは便利さを生み出します。
一度便利になった生活を元の生活に戻すことは困難です。
便利さを追求してきた技術の進歩ですが、これからは地球環境を考慮して、捨てられてゴミになることまで想定して、技術を進化させていく必要があります。
そのためにも世界で起きているゴミによる環境破壊を自分が捨てたゴミが引き起こしているという現実を直視する必要があります。

日本でも昭和の真っただ中の時代にはゴミの分別はしていませんでした。
ゴミが出たらゴミ箱にポイして、そのままゴミ出し。
そのことを誰もが当たり前のように行い、疑問も持ちませんでした。
その後、ゴミ処理の問題が社会問題としてピックアップされるようになり、分別が行われるようになっていきます。
燃えるゴミと燃えないゴミの分別が義務付けられ、ペットボトルの普及に連れてリサイクルできるゴミの分別も始まります。
現在では日本のゴミ分別の細かさは世界的にもトップクラスになっています。
多くの国でもゴミの分別を行っているのですが、実情として遵守されていない国が多い中で日本のように国民がすすんで厳格に分別を行っている国は珍しいと言えます。
かつて、日本は世界でも有数のゴミを多く出す国でした。
年間に出るゴミの量は2000年には約5500万トンでした。
その後、ゴミは減り続け4500万トンを下回るようになってきました。
日常的にゴミを分別するようになってから、ペットボトルはリサイクルするものであるとか、ゴミを減らそうという意識が高まったことも影響しています。
ゴミへの関心はほとんどなかった時代から、ゴミを分別するようになったことで身の回りのゴミに関心を向けるようになったことは大きいです。
ゴミの分別はゴミ処理を効率化するという直接的な役割だけでなく、捨てる側のゴミへの意識を変えることでゴミの量の減少にも一役買っていると考えられます。

経済発展をして国が豊かになるにつれて、様々な問題が顕在化します。
急激な経済成長による歪は様々です。
たとえば大気汚染。
驚異的なスピードで工場が増えていき、生産活動による大気中への排出物が増加、生活レベルの上昇により、自動車やバイクの数が増えて、大量の排気ガスが放出される。
経済発展を優先するあまり、排ガス規制などの法整備なども間に合わず、大気汚染が深刻化するケースも少なくありません。
そして、ゴミ問題。
企業の生産活動が活発化し、各家庭の消費も右肩上がりで増え続けると、工場からのゴミだけでなく、家庭ゴミの量も増加します。
ゴミ処理のインフラ整備が間に合わず、街中にゴミがあふれるという事態も少なくありません。
ゴミを焼却せずに一箇所に集めて埋めるという処理を行ってきた国では、ゴミ山がいくつもできて社会問題にもなっています。
経済発展の恩恵を受けられない貧困層の中には、ゴミ山から集めたものをお金にして暮らして生計を立てる人々も存在します。
日本ではゴミが分別して廃棄されて、リサイクル率も年々高くなってきています。
ペットボトルやアルミ缶のリサイクル率は9割を超えています。
ただ、問題も多いです。
日本はゴミ焼却場の数が世界一で2位のアメリカの約4倍です。
これはゴミを燃やすことで発生するダイオキシンの排出量も世界一ということにつながっています。
たとえ燃やさずに埋め立てても土壌汚染につながります。
ゴミの分別やリサイクル技術では世界トップクラスの日本ですが、ゴミの量が減らせていないという問題点があります。
ゴミ問題解決のキャッチフレーズである3Rでいう所のReuseリユース(使えるものは捨てずに使う),Recycleリサイクル(再利用する)よりも圧倒的にReduceリデュース(ゴミを減らす)が重要です。
デンマークなどの国では3Rではなく、4Rを提唱しています。
4番目のRはRefuseリフューズ。
コンビニのレジ袋など、エコバッグを持参し不要なものは「断る」というのがRefuseリフューズです。

サッカーのワールドカップの日本人サポーターによる試合後のゴミ拾いは、大会ごとに受け継がれて、もはや他国のサポーターも認知する名物となりつつあります。
2018年大会では、セネガルのサポーター、さらにはウルグアイ、サウジアラビアのサポーターもゴミ拾いを実施しました。
サッカー場以外の日本国内に目を向けても他国と比較すると、日本は落ちているゴミが少ない印象を持たれているようです。
ただ、日本にも平気でゴミをポイ捨てしてしまう人間も少なからずいますし、落ちているゴミが多い地域も存在するまのが現状です。
それでも日本が清潔だというイメージを維持しているのは「ゴミを拾う」人であることは間違いありません。
多摩川や多くの海岸では定期的にゴミ拾いのイベントが行われていますし、自主的にボランティアでゴミ拾いや美化活動を行っている方々も多いです。
もちろんゴミをポイ捨てしないというマナーを誰もが遵守すれば街はキレイになるのですが、ポイ捨てする輩を減らすのはなかなか難しいことでもあります。
全体から見れば、一部の輩を除いて、大部分の日本人はゴミが落ちていれば拾うという意識を持っています。
ゴミが落ちていて、近くにゴミ箱があればそこに捨てるという行動を起こす方も多いです。
では、もしゴミ箱が近くになかったら...。
途端にゴミを拾うハードルが上がります。
しかもテロ対策などで公共の場に設置されるゴミ箱の数は減っています。
捨てたくても捨てる場所が無いので拾わないというケースも考えられます。
ゴミをいつでも捨てられるゴミ箱の設置と治安や安全性のバランスをとることが重要です。
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