なぜ二酸化炭素を減らす?

地球は太陽光の熱によって温められ、地球はその熱を赤外線によって宇宙に放出しているのですが、温室効果ガスはその赤外線を吸収する性質があり、温室効果ガスが増えると地球の温度が上昇します。

地球温暖化による気温上昇はどのように起きるのか

これまでは適度にバランスが保たれていましたが、近年温室効果ガスの量が増え続け、地球環境への影響が懸念されています。

温室効果ガスは、二酸化炭素以外だけではありません。

現在は使用が禁止されていますが、かつてエアコンや冷蔵庫の冷媒材やヘアスプレーにも使用されていたフロンガスは、二酸化炭素の1810倍の温室効果があります。

天然ガスの主成分として都市ガスにも使用されているメタンも温室効果ガスの一つです。
メタンは家畜の糞尿や牛のゲップから発生することが知られていて、二酸化炭素の21倍の温室効果があります。

全身麻酔剤としても使用される一酸化二窒素の温室効果は二酸化炭素の310倍になります。

このように二酸化炭素以外にも温室効果ガスには種類があるのに、なぜ二酸化炭素ばかりが重視されているのでしょうか。

理由の一つは、二酸化炭素が温室効果に量的にも一番影響を与えているからです。

温室効果ガス全体に二酸化炭素が占める割合は約76%で4分の3にあたります。

また、そもそもCO2(二酸化炭素)の削減目標として発表、報道されている数値には、メタンや一酸化二窒素など二酸化炭素以外の温室効果ガスについても「二酸化炭素に換算」して加味されています。

つまり、二酸化炭素の量が単位として使用されているということです。

メタンは二酸化炭素の21倍の温室効果がありますから、メタンを1グラム削減したら、二酸化炭素21グラムを削減したものと見なされるということです。

日常生活で減らす努力ができるのは圧倒的に二酸化炭素という事情もあります。

私たちの生活様式の変化により二酸化炭素が増加してきました。つまりは生活様式をあらためて見直すことで二酸化炭素つまりは温室効果ガスを減らすことができるわけです。

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