クリーンエネルギーで鉄道を運行する

西武園ゆうえんちがリニューアルされました。

昭和の活気や熱気を感じられる懐かしい幸福感を味わえるエンターテインメント体験がテーマです。

昭和の街並みの夕日の丘商店街やゴジラや鉄腕アトム、ジャングル大帝も登場します。

この西武園ゆうえんちと多摩湖駅を結ぶ西武鉄道の山口線のレオライナーは太陽光発電によって運行されています。

西武グループが保有する太陽光発電所の中でも最大の956万kwhの発電量を誇る西武武山ソーラーパワーステーションから電力が供給されます。

また、JR東日本では2006年に通勤ラッシュのパワーを利用した発電実験を行っています。
世界的に見ても最も混雑している通勤ラッシュの一つである東京を発電力に変換していこうという実験です。

発電方法は「発電床」です。床発電ですね。

乗客が東京駅の改札を歩いて通る際の振動を電力に変換する発電方法です。

通勤時間帯には足音が迫力ある音とともに響き渡りますが、それを電力として利用しようという実験です。

現在の所、発電量も少なく、発電効率がよくないため実用化への目途は立っていないようですが、将来的に実現してほしいアイデアです。

そのJR東日本ですが、現在はトヨタ自動車と協力して水素で走るハイブリッド鉄道車両を開発しています。

水素はエネルギーとして利用する際に二酸化炭素を発生させないという環境的に優位な特性を持っています。

車両には水素タンクが取り付けられて空気中の酸素との化学反応によって発電を行います。

2022年には神奈川県の路線で実証実験が開始される予定です。