ミドリムシの燃料で飛ぶホンダジェット

ホンダジェットがミドリムシ由来のバイオジェット燃料を利用して飛行しました。

ホンダジェットは大手自動車メーカーのホンダの航空機事業の子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニーの小型ジェット機です。

ホンダの高度な技術力と信頼性が航空機事業に生かされていて、デリバリー数という引き渡し件数で2020年までに4年連続で世界第1位を達成しています。

一般的な小型ジェットではエンジンの配置が胴体後部についているのですが、ホンダジェットでは主翼の上面に設置されています。

そのため、エンジンの振動の影響を受けにくく、機内の揺れを抑えにれるため、静音性に優れています。

最大巡航速度が時速782km、最大運用高度が13,106m、航続距離が2,661kmと速く高く遠くまで飛べる性能は小型ビジネスジェット機で最高クラスの性能を誇っています。

一般顧客向けチャーターサービスも開始し、2021年5月には最新モデルのホンダジェット エリートSを発表しました。

今回、ユーグレナ社が開発したバイオジェット燃料の「サステオ」を利用した初フライトが行われ、2021年秋からの一般向けのチャーターフライトでもバイオジェット燃料の「サステオ」を選択できるようになります。

「サステオ」の原料には使用済食用油と微細藻類ユーグレナいわゆるミドリムシを由来とした油脂を使用しています。

航空業界にとって環境に配慮した事業展開を目指すことは大きな課題となっていますが、バイオ燃料を使用することで二酸化炭素排出量を削減できるため、大いに期待されています。

バイオジェット燃料の分野で先行している海外メーカーに追いつき、世界をリードする存在となっていくための第一歩となることが期待されています。

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