犬や猫の殺処分がなかなかゼロにならないのは

殺処分される犬や猫の数は2005年には約400,000匹でした。

ヨーロッパでは殺処分がゼロの国が少ない中で、日本の現状はひどいものです。

当時は、殺処分数のデータを知る人も少なかったのですが、このことが広く報道されるようになり、殺処分ゼロを目指す動きも少しずつ広まっていきました。

十数年経った現在では、殺処分数も4分の1程度にまで減少し、少しずつ成果を挙げつつあります。

それでも、犬と猫と合わせて毎年10万匹が殺処分されている現状は、まだまだ良い状況とは言えません。

あくまで殺処分ゼロを目指していかなくてはなりません。

とくにペットショップでの子犬や子猫の販売方法については、まったく改善されているとは言えません。

小さな子犬や子猫を店頭に展示して販売することで衝動買いを誘い、一年もすれば大型化することを説明することなく販売する手法は厳しく規制されるべきでしょう。

もちろん最後まで責任を取れないにも関わらず気軽にペットを購入することは言語道断ですが、取り引きによって膨大な利益を得るのはショップ側です。

カンタンにペットを購入できてしまう環境は以前とまったく変わっていません。

一方で殺処分ゼロに真剣に取り組み成果を挙げている活動もあります。

神奈川県は、平成25年度から5年間犬の殺処分はゼロです。

猫についても平成26年度から4年間継続して殺処分ゼロを達成しています。

さらに、神奈川県の動物保護センターは、「動物を処分するための施設」から「生かすための施設」に生まれ変わるため、建設工事が進められています。

公益財団法人どうぶつ基金は、ノラ猫の無料不妊手術や殺処分前に保健所から犬猫を救出する活動の支援を行っています。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5171001/

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