トカラ列島宝島にバナナ繊維アパレルブランドを立ち上げる

鹿児島の南のトカラ列島に宝島という島があります。奄美大島から90km,鹿児島港からは366km離れていて1、辿り着くには13時間の船旅をすることになります。唯一の交通手段であるフェリーも週2便です。トカラ列島の他の島と同様に多くの若者は15歳になると島を出て、戻ってくるのはわずかです。そのため、若者の人口は減り続けています。トカラ列島の他の島では船を動かす人員を確保できずに無人島になった島もあります。

このトカラ列島の宝島にバナナ繊維を利用したアパレルブランドを立ち上げようという活動が行われています。島に新たな産業を起こし、若者が魅力を持って働ける環境を作ろうというものです。

宝島の特産品はバナナで、とくに島バナナの人気は盛り上がりつつあります。このバナナを利用した繊維を利用した衣服を製造販売するブランドを立ち上げようとしているのですが、元々この島には、バナナ繊維を作る伝統技術が残っていて、芭蕉布というバナナ繊維の着物も作られていたのですが、100年ほど前から生産されていない状況でした。この技術を復活させることで、島に新たな産業を創出して活性化につなげようとしています。

芭蕉布を復活させた紡績バナナ布は、2つのバナナを使用します。糸芭蕉というバナナです。昔から南西諸島で芭蕉布の材料にするために栽培されていたバナナです。もう一つは実芭蕉とも呼ばれる島バナナです。実を収穫した後は切り倒すのですが、その部分を再利用することができます。

トカラ列島の宝島の活動はクラウドファンディングからも応援できます。
https://readyfor.jp/projects/takarajima
離島に産業を興して活気を取り戻そうという宝島の活動は実現に向けて進んでいます。

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