温泉だって発電できる

日本は世界有数の火山大国であり、温泉大国です。

地球表面を覆っている岩盤であるプレートが重なり合っている上に日本があるからです。
東日本と西日本を境とする地帯に中央地溝帯や大地溝帯と呼ばれるフォッサマグナがあり、東日本側は北米プレートの上に乗っており、西日本側はユーラシアプレートに乗って干渉し合っています。

さらに、南からフィリピン海プレート、東から太平洋プレートが押し寄せているため、岩盤が摩擦熱で溶けてマグマになります。

そのマグマが火山として噴出するため、日本には火山が多いのです。

世界の活火山は1548あるのですが、そのうちの108が日本に存在しています。

地下水がマグマで熱せられて高温になったものが噴出したり、ボーリングにより噴出させているのが温泉です。

火山が多い日本では、こうした火山性の温泉も当然多くなります。

源泉の数は30,000弱にも上り、温泉地については3000を超えています。

これまでも地域の観光資源として有効利用されてきた温泉ですが、エネルギー発電の源としても注目されています。

温泉を利用した発電と言うと地熱発電が思い浮かびますが、大規模な発電手段としては普及が進んでいません。

地熱発電用に新規に掘削する必要があるなど、コスト・効率の面で課題を解決できずにいます。

そこで現在の温泉をそのまま利用できる小型のバイナリー発電を開発する動きが出てきています。

既存の温泉をそのまま利用して発電できますし、太陽光や風力などのように天候に左右されない点もメリットです。

太陽光、風力、温泉、地熱、水流、海流など、様々な自然エネルギーがエネルギーに変換できる技術が新規に出てきています。

指宿温泉でも温泉による発電を進める活動が行われています。
https://readyfor.jp/projects/energy-creation

とくに小規模発電は災害時の予備電源としても活用が可能です。

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