アヒルは野鳥ではない

公園の池で泳ぐアヒル。

よく見かける光景です。

白く愛らしいシルエットと鳴き声で子ども達にも人気です。

でも、本当は公園の池で見かけてはいけない動物なんです。

実は、アヒルは野鳥ではありません。

古くから人間が野生のマガモを家畜として飼いならし、改良されて現在の姿になったのがアヒルです。

家畜として飼われていくうちに身体が大きくなり、翼は小さくなって飛べなくなりました。

野鳥ではない鳥として、ほかにもガチョウやアイガモがいます。

ガチョウはハイイロガンからくる鳥で、アイガモはアヒルとマガモを交配して生まれました。

古くからアヒルは肉や卵をとるために家畜として飼われてきました。

肉や卵だけでなく、羽毛も布団やダウンジャケットに利用されています。

ペットとして飼われるアヒルも多く、公園の池などで見かけるアヒルはペットとして飼われていたアヒルが捨てられて野生化したものと考えられます。

ただ、アヒルはもともと野鳥ではありませんので、飛ぶことができません。

エサをとる能力も低いため、野性で生きていくことは困難です。

カラスなどの鳥や野犬など、天敵も多く、襲われたらひとたまりもありません。

ペットの犬や猫が捨てられて問題になっていますが、アヒルについても同様の事態になっているのです。

人間の身勝手によって危険な目にあわされているアヒルを保護しようという団体も存在します。
https://readyfor.jp/projects/ahirunetwork

アヒルは野外に捨てられると生きていけないという現実を知らない方がまだまだ多いのです。

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