猫の殺処分をゼロに。岐阜県での民間の試み

ペットを飼う方は多いですが、同時に世話が面倒になったり、年齢を重ねてかわいくなくなってしまった等の飼い主側の身勝手な理由で捨ててしまったり、保健所に持ち込むという方も少なくありません。飼い主がが亡くなる等のやむを得ないケースもありますが、実際の所、日本全国で猫だけで平成27年度に年間67,091匹が殺処分されています。平成17年度の猫の殺処分が226,702匹ですから、減少してきてはいるものの、まだまだゼロには程遠いです。

ドイツでは犬や猫の殺処分がゼロであるということは、良く知られています。ティアハイムという保護施設があり、動物の保護や収容が行われています。保護した動物は、新たな飼い主へ譲渡されていきます。ティアハイムは公的な施設ではなく、民間によって運営されています。動物愛護の精神もしっかりしていて、ペットを買う場合もペットショップから買うのではなく、保護施設から迎えるケースがほとんどになります。

日本では、ペットショップで自分好みのペットを購入してペットにするというケースがほとんどで、保護施設から我が家に迎えるというケースは少ないです。

さらに犬と猫で比較した場合、犬は46,649匹が施設に引き取られた中で63.5%の29,637匹が新たな飼い主のもとに渡っていますが、猫は引き取られた90,075匹のうち23,037匹と25.5%のみが新たな飼い主に譲渡されるというのが現状です。残ってしまった犬や猫は殺処分されますので、猫の殺処分がいかに多いかがわかります。

国全体での取り組みのスピードが鈍い中で、岐阜県で猫の殺処分ゼロを目指す活動が始まっています。
https://readyfor.jp/projects/sherunyan
民間の複合型保護猫施設を作ろうという活動になります。

その他のメニューはこちら

今日の自分のラッキーナンバー|1桁から9桁の数字が自動診断できるセンタクッシー
子供の名付けの名前診断センタクッシー|男の子も女の子も命名診断で名前決めを無料で
センタクッシー 選べない方のための選択占い

ページの先頭へ