砂漠化をストップする
砂漠というと何を思い浮かべますか。
辺り一面の砂。ラクダ。暑くて乾燥しているなどですよね。
砂漠の定義を調べると、「雨が少ない」「乾燥している」「生物の生存しづらい」地域を砂漠と言うそうです。
世界最大の砂漠というとアフリカのサハラ砂漠を思い浮かべますが、この定義を当てはめると南極大陸も砂漠になってしまいます。
ただ、一般的なイメージの砂漠という事で考えると、やはりサハラ砂漠が世界一でしょう。
ほかにも、中国のタクラマカン砂漠、オーストラリアのグレートサンディ砂漠などもあります。
環境面では、地球の砂漠化が問題視されています。
年々、緑地だった土地の砂漠化が進んでいます。
たとえば、サハラ砂漠では毎年150万ヘクタールのスピードで砂漠化が進んでいます。
砂漠化の原因は大きく「気候的要因」と「人的要因」の二つがあります。
世界的な気候変動によって、降雨量が減少して乾燥する地域になると砂漠がすすんてしまいます。
ただ、砂漠化のスピードを速めているのは人的要因によるものが大きいと考えられます。
大規模な森林伐採によって緑地は減少します。
また、放牧により家畜が草を食べつくすことも砂漠化につながります。
1996年には砂漠化対処条約か発行されて日本も参加しています。
モンゴルでも砂漠化は深刻です。
放牧地の劣化や気候変動による干ばつなどが原因で砂漠が進んでいて、土地の劣化を防いで砂漠化の勢いを止める活動も行われています。
https://readyfor.jp/projects/Prevent-desertification
砂漠化が懸念されている地域では農業の方法についても考えていく必要がありそうです。